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占い

エピソード1 どうなる見習い占い師!?当てないといけないという思いを手放そう

uranai_kanade

「見習い占い師マカロン」「占い系カウンセラー・奏」の対話を軸に、副業として占いを始めたい人が必ず直面する「当たる・当たらないの壁」を乗り越えるための解説を加えました。


占い師は「予言者」か、それとも「通訳者」か?

「副業で占いを始めてみたけれど、実は相談者の人生を背負うのが怖くてたまらない……」 「当たっていないと言われたらどうしよう、と鑑定のたびにビクビクしてしまう……」

そんな悩みを抱えていませんか?

タロットの知識を詰め込み、的中率を上げようと必死になればなるほど、不思議と「本当にこれで救えているのかな?」という迷いが生まれるものです。

実は、占いの「的中」は、相談者の心を癒やすための入り口に過ぎません。

この連載では、見習い占い師の「マカロン」が、占い系カウンセラーの「奏ーKANADEー」との対話を通じて、スキルやテクニックの裏側にある『占いの心理学的本質』を解き明かしていきます。

占い師として「正解」を出すプレッシャーから自分を解放し、相談者の人生に光を灯す「心の通訳者」への一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

【エピソード1】

マカロン
マカロン

「奏さん、聞いてください!最近、副業で始めたチャット占いが好調なんです。でも、時々怖くなるんですよね。私の言った一言で、誰かの人生が決まっちゃう気がして……。やっぱり、100%当てなきゃダメですよね?」

KANADE
KANADE

「マカロンさん、向上心があるのは素晴らしいね。でも、臨床心理士の僕から見ると、占いの本質は『当てること』そのものにはないんだよ。」

マカロン
マカロン

「ええっ!? 当たらなかったら、占い師失格じゃないですか。みんな『正解』を求めて来てるんですよ?」


📘 KANADEの解説:なぜ人は「正解」を欲しがるのか

KANADE
KANADE

人間は、「不確実な状態」に強いストレスを感じる生き物なんだ。心理学ではこれを「不確実さへの不耐性」と呼びます。

相談者が占い師に「正解」を求めるのは、未来を知りたいというより、今の不安から今すぐ解放されたいからです。しかし、占い師が「あなたはこうなります」と100%の断定をしてしまうと、相談者は自分の人生を自分で決める力を手放してしまいます。


KANADE
KANADE

「みんなが求めているのは、実は『正解』じゃなくて『納得感』なんだ。心理学の用語に「フェルトセンス」という言葉がある。それは「確かに感じられる感覚」「腑に落ちた感じ」みたいなもの。

マカロン
マカロン

「納得できる理由……。」

KANADE
KANADE

「そう。たとえば、理由もなく恋人に振られたら立ち直れないけれど、『今は星の配置的に、古い縁が切れて新しい自分に生まれ変わる時期だ』と言われれば、前を向くきっかけになるだろう? 占いの本質は、バラバラになった感情に、カードや星というツールを使って『腑に落ちた』感覚を与えることなんだよ。

合わせて読みたい
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腑に落ちた感覚を「フェルトシフト」と言ったりするよ


📘 臨床心理士の解説:「ナラティブ・アプローチ」とは

カウンセリングの手法の一つに「ナラティブ・セラピー」があります。これは、相談者が語る「悲劇の物語」を、対話を通じて「希望の物語」へと書き換えていく手法です。

占いの道具(タロットや占星術)は、この「新しい物語」を作るための強力なヒントになります。「今は忍耐の時期だ」というカードが出たなら、それはただの予言ではなく、「今の苦しみには意味がある」という新しい解釈を提示しているのです。


マカロン
マカロン

「じゃあ、私は未来を予言しているんじゃなくて、相談者さんの心の断片を翻訳しているってことですか?」

KANADE
KANADE

「そう思っておいた方が良いね。占い師は予言者というより、『心の通訳者』なんだ。相談者本人がまだ気づいていない本心を、カードを通じて言語化してあげる。だから、『当たっているかどうか』よりも、『その言葉を聞いて、相談者が自分の人生をどう選び直せるか』が大切なんだよ。」

マカロン
マカロン

「なんだか、少し肩の荷が降りました。当てることに必死になるより、その人がどう感じているかに耳を傾けてみます!」

KANADE
KANADE

「いい心がけだね。でも、気をつけないと……『心の通訳』を間違えると、相手を深い依存に追い込んでしまうこともある。それは、また次のお話にしようか。」


📝 エピソード1:今回のポイント

  • 占いの本質は「納得感」: 混乱した状況に意味を与え、相談者が前を向けるようにすること。
  • 当てることより「響くこと」: 客観的な正解よりも、本人の主観的な納得感を優先する。
  • 副業占い師の心構え: 予言者として君臨するのではなく、対等な「伴走者」として言葉を紡ぐ。

さぁ今後見習い占い師マカロンはどうなっていくのでしょうか!

皆さんも占いの技術に心理カウンセリングの知識をミックスして、お客様によりそう占い師さんになりましょう☆

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皆様と、その周囲が最大に輝きますように☆

ABOUT ME
奏 ーKANADE=
奏 ーKANADE=
占い系カウンセラー
臨床心理士・公認心理師の資格を持つプロの心理カウンセラー。
占いと心理学を組み合わせて占い系カウンセラーとなる。
セラピーとしての占いを追及し、常にお客様に寄り添う占いカウンセリングが人気。
伝説の「カモワンタロット」の国際ライセンスを持つ。
タッチフォーヘルスの公認インストラクターでもあり、心と体の両面からサポートするセラピスト。 講座も大人気で、占い師や占い師を目指す方、カウンセラーを目指す方に、セラピーの極意を伝えている求道者。
甘い物が大好きで茶道も習っている。
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